今回はIllustratorで配置した画像のリンクが外れたときの対応と外れないようにするための対策について説明します。
保存場所を変えた場合やUSBに保存し他の場所でAiファイルを開く時など、リンクが外れてしまった経験がある方も多いもではないでしょうか。
私は、デザインの仕事で入稿したら、リンク画像が添付になかったという経験もあります。
リンクの再設定方法とリンク切れにならないための対策を解説していきます。
目次
画像のリンクを再設定する方法
リンク画像が外れてしまっている画像を開こうとするとアラートが表示されます。
「置換」ボタンをクリックし画像を再度リンクします。
リンクが外れてしまうとどうなるのか
この状態がリンクが正常に表示されている状態です。
リンクが切れていると、上のように画像の表示がされなくなってしまいます。
リンクが切れる原因
原因はいくつか考えられますが、私がイラレ初心者だったころよくやっていたミスでいうと2つあります。
1.フォルダを移動のときにコピーし忘れ
イラレのファイルはリンクファイルを配置した際に保存されている場所をインプットします。
フォルダを変更したり。イラレのデータを移す際に、リンク画像データをコピーし忘れ、リンクが切れます。
2.リンクファイルの名前の変更
リンク画像を挿入した後にリンク画像の名前を変更するとリンクが外れてしまいます。
デザインに使用した画像ファイルの名前の変更は慎重に行いましょう。
リンク画像のリンクが外れないようにするには
デザインを作成する際は、イラストレーターのドキュメントと画像を同じフォルダーの同じ階層に保存します。
使用したファイル・素材を同じフォルダー内で管理するようにすれば、リンクが外れることを防止できます。
豆知識
イラストレーターとドキュメントを保存する際、オプションの「配置した画像を含む」にチェックするとリンクされている画像を埋め込むことが出来ます。
ただ、埋め込んでしまうと、画像の色を補正したり、画像に処理をしたりできないので、埋め込まずリンクファイルを保存することをオススメします。
まとめ
イラストレーターのリンク画像について解説しました。
リンク画像のリンクが外れてしまうことはよくあります。外れてしまっても、同一フォルダー内にちゃんと保存しておけば、再度リンクするのも楽です。デザインを作成する際は、ファイルを整理し、イラストレータのドキュメントファイルと一緒に保存するようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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