引用って?知らないといけない著作権法

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ブログで記事(コンテンツ)を書くときに、必要となる情報ですが、それらが他人が書いた文章・絵・写真を「引用」したいと思う事が多々あるかと思います。

目次

引用とは?

自分以外の人が書いた文章などの著作物を、自分が書いた文章の中で使うこと。

例①
ある「ニュース」について記事を書きたい場合、記事を書くための説明として、ニュース情報を転載したい場合。

他人が作った物「創作物」は著作権法により守られており、「引用」する際は著作権法に抵触しないようにしなければなりません。引用するためのルールがあるので確認していきましょう。

引用するための要件

32条(引用)

  1. 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

  2. 国若しくは地方公共団体の機関又は独立行政法人が一般に周知させることを目的として作成し、その著作の名義の下に公表する広報資料、調査統計資料、報告書その他これらに類する著作物は、説明の材料として新聞紙、雑誌その他の刊行物に転載することができる。ただし、これを禁止する旨の表示がある場合は、この限りでない。

    引用元:wikipedia「引用」より

要件を満たしている場合、著作物を許可なく引用することができます。

・公表された著作物であること

世の中に公開されているコンテンツ。ネット上での公開や出版されている本など。

・引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること

主従関係とは引用するコンテンツ部分が「主」である必要がある。

簡単に言うと、自分が書くコンテンツの説明の材料として、「部分的に」転載できる。

オリジナル「主」の情報をまるごと転載することは引用ではない。

・引用部分が明確になっていること

引用の表記の仕方については、「正式」という書き方が無いのですが、「引用部分が明確になっていること」とありますので、「引用部分」を分かりやすく表示する必要があると考えます。

・「引用部分」どこから~どこまでなのか?
範囲を分かりやすくするために枠線で囲みを作る・背景色を替える等。
・引用元はどこなのか?
文字通り、「どこから引用したのか?」

例:

「SEO」=「Search Engine Optimization」の略です。
日本語にすると「検索エンジン適正化」・・・言葉だけだとよくわからないですね。
ざっくりいうと、「Webサイト・ブログが検索エンジンで検索されたときに、より多く検索結果に露出するための最適化」です。

引用元:How to blog 実践「SEOとは?検索エンジン適正化の仕組み」より

※リンクに関しては、法的な明記はないですがリンクを付けるのことが一般的に多いです。

・出所の明示がなされていること

上記でいう

引用元:How to blog 実践「SEOとは?検索エンジン適正化の仕組みより

の赤文字の部分が出所の明示にあたります。

・引用を行う必然性があること

明確な基準は無いですが、説明の材料として転載する事が出来ると言う部分を解釈すると、関係性の低い内容には引用できませんと言う意味でよいでしょう。

さいごに

記事を書いていると、「出来るだけ詳しく、正確」に情報を書くために「引用」を利用することが多くなります。

この「引用」は非常に便利ですが、他人の創作物であり、要件を満たさないと「著作権の侵害」になるという認識を忘れずに上質な記事を書くために利用させて頂きましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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