フォトショップで白黒に写真を加工する方法と、加工の具合の種類、白黒の色味の詳細設定の方法を解説します。
一言に白黒といっても、コントラストや明るさで色味が全然変わってきます。イキイキとした白黒写真にするため細かい設定の方法を学びましょう。
こちらの写真を白黒に加工していきます。
目次
写真を白黒にする方法
ウィンドウ>レイヤー(F7キー)からレイヤーパネルを開きます。
レイヤーパネル下の「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」をクリックします。
「白黒」を選択します。
「白黒ダイアログ」が表示され画像が白黒になります。
白黒の種類
白黒ダイアログの「プリセット」から白黒の種類が選択選択できます。
あらかじめ用意されている白黒の種類一覧です。
それぞれの種類で白黒を適用すると上図のような色味になります。
以下、それぞれのプリセットの色味の特徴です。
- ブルーフィルター:画像に含まれるブルー系のピクセルの明度が高くなります。
- 暗く:全体的に明るさを暗めに調整した白黒になります。
- グリーンフィルター:画像に含まれるグリーン系のピクセルの明度が高くなります。
- ハイコントラストブルーフィルター:画像に含まれるブルー系のピクセルの明度が高くなり、画像のコントラストが強くなります。
- ハイコントラストレッドフィルター:画像に含まれるレッド系のピクセルの明度が高くなり、画像のコントラストが強くなります。
- 赤外線:白黒赤外フィルムで撮影したような白黒に調整されます。
- 明るく:画像を全体的に明るくし白黒になります。
- ブラック最大:全てのカラーバーが0になります。
- ホワイト最大:全てのカラーバーが100になります。
- NDフィルター:光量を抑えNDフィルターを着け撮影をした写真を白黒に様な感じに加工します。
- レッドフィルター:画像に含まれるレッド系のピクセルの明度が高くなります。
- イエローフィルター:画像に含まれるイエロー系のピクセルの明度が高くなります。
以上を踏まえ、色を調整します。
部分的に白黒を調整したい場合
「白黒ダイアログ」の指先ツールをクリックします。
画像の調整した部分にカーソルを合わせドラッグします。ドラッグした部分の色味を調節することができます。
右にドラッグすると明るくなり。左にドラッグすると暗くなします。
指先ツールで選択した部分の色に合わせて色のスライダーが自動で選択されドラッグの動きに合わせて色調を調節します。
まとめ
白黒にする際、細かい設定をすることでイキイキとした白黒写真に加工することが出します。
まず、プリセットで選択し、イメージに合わせてスライダーで色調を調整すると加工しやすいですよ。
最後まで読んで頂きありがとうございます。