夏になってくると心霊番組が増えてきて心霊写真の話題になることもよくありますよね。実は意外と簡単にPhotoShopで心霊写真って作成できちゃうんです。
今回は写真を合成するだけで簡単に心霊写真を作成できる方法を解説していきます。
目次
写真(画像)データを2枚選ぶ
今回は鏡に写りこんじゃった系の心霊写真を作成していきます。
まず、鏡の写真。
そして、手の元になる写真。
2枚をそれぞれフォトショップで開いておきます。
手の写真を加工
手の写真を開いてあるウィンドウから、マスクを作成して手だけに加工していきます。
レイヤーパネル下の「ベクトルマスクを追加」をクリックします。
マスクをかけていきます。
手を「自動選択ツール」で囲みます。
選択範囲>境界線を調整
境界線を調整ダイアログを表示させます。
表示を白地にして境界線をぼかします。表示を確認しながら調整し、出力先を「選択範囲」に設定し「OK」をクリックします。
選択範囲>選択範囲を反転(Shift+Ctrl+I)
選択範囲を反転します。
手以外の部分が選択されます。
描画色黒、背景色白になっていることを確認し、Shft+F5で塗りつぶしダイアログを表示します。
無理つぶしの色を「描画色」にしてOKをクリックします。
手以外の部分が透明になります。
Ctrl+Dで選択を解除します。
これで手の部分の下ごしらえは完了です。
鏡の写真との合成
鏡写真と手を合成していきます。
手の写真に新規レイヤーを作成します。
レイヤー1が作成されるのでドラッグして手の写真の下にレイヤーを持ってきます。
鏡の写真のウィンドウを開きます。
Ctrl+Aで写真を全選択します。Ctrl+Cで選択した写真をコピーします。
手の写真のウィンドウに戻りレイヤー1を選択します。Ctrl+Vで鏡の写真を貼り付けます。
レイヤーの表示はこのような形になります。
移動ツールでそれぞれの写真の位置を移動させ合成します。
Ctrl+Tで写真の変形が出来ます。変形したらEnterで配置します。
それぞれ位置と大きさを調整してください。
手と鏡の写真が合成できました。
ただ、これだと不自然ですので、手の写真にかかっているマスクと手の色を調整していきます。
合成写真を自然な感じに調整
今回は手を薄気味悪くしたいので、白黒にしてぼかしていきたいと思います。
手の写真の「レイヤー0」を選択し、
イメージ>色補正>白黒
プレビューで確認しながら白黒を調整します。
レイヤー0のマスク部分を選択し、黒のブラシでぼかしを入れていきます。
描画色黒の状態で、ブラシツールを選択します。
ぼんやりとしたブラシを選択し、不透明度と流量を調整してマスクを足していきます。
自然な感じで合成できたら完成です。
まとめ
今回は心霊写真風に画像を合成する方法について解説しました。友達を驚かせたり、ちょっとしたいたずらに使ってみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。