景気が不安定な現在転職を考えている人はとても多く感じます。私の周りにもすでに転職をしている方や現在転職活動中の方、会社を辞めて独立している方といろいろなケースの転職経験者がいます。
私自身も2度転職を経験したうえで独立しています。転職した会社に入社し合わずにすぐに退職してしまったこともあります。
私の経験や、周りの方の経験を聞いていて転職がスムーズに行く人と失敗してしまう人の違いやうまくいくコツを書きたいと思います。
目次
転職成功者が共通して行っている5つのこと
転職成功した人に共通して行っていることがあります。
これをやれば絶対成功するというわけではないかもしれませんが、転職のモチベーションやルーチーンとして効果的と思われる5つのことをご紹介します。
退職せずに転職活動する
失敗してしまう人の多くは、会社を退職してから転職活動に取り組みます。
会社を辞めてからのほうが落ち着いて転職活動に集中できると思われがちですが、実際は仕事をつづけながら転職活動している人のほうが有利になる傾向が強いです。
なぜなら、仕事をしながら転職活動をするということは転職へのモチベーション保ちながら転職活動ができるということなのです。
今の会社にいて何かしらの不満・もしくはこの会社でできること以上をやりたいという意欲が生まれています。この欲求から一度解放されてしまうと思ったように転職へのモチベーションが保てなくなっていしまいます。
また、転職活動のため退職してしまった場合、3か月は失業給付金を受け取れますが、それ以降は収入ゼロの状態になります。転職企業が長期化すると焦りから思っていたような企業ではなくすぐに就職できる企業に就職しなくてはいけなくなってしまいます。
働きながらの転職活動であればお金の心配はしなくても大丈夫ですし、良い求人が出るのを待つことが出来ます。
また、中途の人材を募集している企業の場合面接の時間を相談すれば就業時間以降にセッティングしてくれることも多いです。
退職理由を明確にする
退職する理由があいまいだと転職活動はうまくいきません。
退職する理由になったこと、たとえば「この企業のここが自分には合わない」「もっとキャリアアップしたい」などマイナスの要因でもプラスの要因でも具体的に分析しておくことで転職活動に大きな差が開きます。
退職理由は次の職場を選ぶうえで大事な判断基準になります。
待遇への不満であれば、同じような待遇の職場は選ばない、人間関係への不満だったら事前に会社の雰囲気を確かめるといった対処法や面接を受けるときに見るべき会社のポイント、聞いておくべき事項、伝えるべき事柄が明確になります。
転職後になりたい条件を明確にする
退職理由を明確にしたら次は転職後なりたい条件(希望条件)を明確にします。転職活動では漠然と今と違った環境で働きたという願望だけでは成功は難しいです。
かなえたい条件を明確にすることで、面接を受ける会社を絞ったり、転職後のモチベーションにもつながります。
転職本来の目的を明確化することで失敗しない転職活動が可能になります。
あきらめてもいい条件を決める
転職後の希望条件や退職理由から具体的にした判断基準の中であきらめてもいい条件を決めます。
条件に優先順位をつけることで転職先を選ぶ際に幅が広がります。不景気なので優良企業といわれる会社の求人はやはり多くありません。
その中でも自分の求める条件に優先順位をつけることで、転職先の企業を選ぶことが出来るようになります。
かなえたい条件かなえられたらベターな条件をメモし、自分の中で順位をつけるようにしましょう。
応募する企業は1つに絞らず複数応募する
気になった求人があればフットワーク軽く応募しましょう。転職を考えたら、ここぞという企業に面接に行く前に気になる企業があったら応募することをオススメします。
成功する人は、転職活動を始めるとたくさんの人と会います。
転職応募先を多く持つことは自分の選択肢を増やすことです。
また、本命企業が決まっているという方でも、確実に採用されるというわけではありません。事前に何社か面接を受けることで面接の質を上げ、準備しておくことはとても重要です。
転職活動にはいろいろな手段を利用する
中途採用は大型求人サイト『リクナビNEXT』や『マイナビ転職』で行っている方が多いかと思います。ただ、ネットの転職サイトで見られる求人はほんの一部です。
人材紹介会社を利用したり気になる会社のホームページから直接応募したり、求人を探す方法はほかにもたくさんあります。
転職サイトだけでなく、たくさんの企業をリサーチし、自分の希望に合う企業を妥協せずに探すというのが転職成功のコツです。
まとめ
いかがでしたか。
転職という人生の節目。誰でも失敗はしたくないものです。キャリアアップという前向きな理由で転職する方は少ないと思います。
ちなみに私の転職理由は上司に耐えられなかったからというマイナス要因のものです。でも、転職活動でほかの企業に触れていくと転職活動がなんだか未来が希望であふれてきました。
いろいろな環境、新鮮な空気にに触れることで、いろんなことが見えてきます。
きっかけは負の感情からの転職であっても、それはあなたの未来を輝かせるための大切な節目。
未来を輝いたものにするための転職活動に役立てば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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