今回はイラストレータの基礎、アートボードについて使い方を解説していきます。
新規ドキュメントに複数のアートボードを作成する方法、サイズを変更する方法、作成中にアートボードを追加する方法、オブジェクトごとアートボードを複製する方法を、それぞれ解説していきます。
目次
新規ドキュメントに複数のアートボードを作成する方法
ファイル＞新規
新規ドキュメントを作成します。
- アートボードの数を入力します。
- アートボードの並べ方を選択します。
- 間隔の値を指定します。
複数のアートボードが完成します。
アートボードのサイズを変更する方法
アートボードツールを選択します。
コントロールパネルの表示がアートボード用に切り替わります。
変更したいアートボードを選択した状態でコントロールパネルのプリセットからサイズを選択します。
または、コントロールパネルの「W」幅「H」高さを入力し変更します。
アートボードコントロールパネルの説明
- ドロップダウンでサイズの変更ができます。
- 横置きか縦置きかを変更できます。
- 新規アートボードを追加できます。
- アートボードの削除
- アートボードの名前
- オブジェクトと一緒にコピー
- センターマーク、十字線、ビデオセーフラインを表示します。
- 基準点の選択
- 座標値を値で指定できます。
- アートボード数
アートボードを追加する方法
方法①
アートボードのコントロールパネルから「新規アートボード」のボタンをクリックします。
新規アートボードの大きさが表示されます。配置したい場所にクリックするとアートボードが追加されます。
方法②
ウィンドウ＞アートボードを選択しアートボードパネルを表示します。
パネル下の「新規アートボード」をクリックすると、選択しているアートボードと同じサイズのアートボードが追加されます。
オブジェクトごとアートボードを複製する方法
方法①
複製したいアートボードを選択した状態でコントロールパネルから「オブジェクトと一緒に移動またはコピーする」をオンにします。
この状態はオフの状態です。
この状態がオンの状態です。
オンの状態でAltを押しながらドラッグすると、アートワークも含めてアートボードを複製することが出来ます。
方法②
ウィンドウ＞アートボードを選択しアートボードパネルを表示します。
パネル右上のメニューから「アートボードを複製」をクリックします。
アートワークも含めてアートバードが複製されます。
まとめ
今回はアートボードの使い方を解説しました。
イラストレーターの基本的な操作になります。アートボードは、複数ページがある冊子などのデザインや、年賀状はがきなどいくつかパターンを作成しておきたいときにとても便利です。活用してみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。