前回Google Analyticsの導入方法をご紹介しました。
今回はGoogle Analyticsで出てくる用語を初心者向けに分かりやすくご紹介します。
目次
初心者向け用語解説
セッション(訪問数)
「セッション」ウェブサイトへアクセス(閲覧開始)してブラウザを閉じる(閲覧終了)までの簡単に言うと行動。
1セッションともいう。ページを開いたままにしたり、30分以上の時間が開いたりすると新しいセッションと扱われたりします。
ユーザー
アナリティクスの計測期間内に訪問した重複しないユーザーの数。これが少しややこしいのですね・・・
分かりやすくコンビニに例えると
サイトをコンビニだとして、計測期間内がの1日とします。セッションはコンビニに来たお客の数だとします。
一日に何回もコンビニくるお客さんは30分以上あけるとセッションは1セッション2セッションという風に増えていきますが、期間内に何度来ても同じお客さんではユーザーは1ユーザーのままになります。
PV(ページビュー)
サイトに訪れたユーザーが見たページの数になります。
Aさん100ページを見て、Bさんが2ページ、Cさんが1ページ見た場合は100+2+1=103PVになります。
直帰率
1ページだけを閲覧して他サイトに移動してしまったセッションの割合になります。
何かしらの情報を求めサイトに来た人が1ページだけを見て帰ってしまうということは「欲しい情報がなかった」と想像することができるます。
サイトの作り方や情報の見せ方など工夫をすると改善することの1つの指標になります。
離脱率
離脱率はそのページを最後にユーザーが離脱したセッションの割合
よく出る用語
ページ/セッション
ページビュー÷セッションの数
1セッションあたりの平均ページビューが分かります。サイトの情報が訪問者にとって良いものであれば増える可能性が大きい。
新規セッション率(New Visiter)
計測期間内に新規で訪問したユーザーの割合。
100ユーザーがサイト訪問に来た中で20人が新規で訪問したという場合は新規セッション率は20パーセントとなります。
サイト立ち上げ時は新規セッション率が多いと思いますが、新規セッション率が高い状態が続くということであれば再訪問しているユーザーが少ないという風にも考えることができます。
Returning Visitor
計測期間内にサイトを2回以上訪問したユーザーの割合。
簡単に言うとリピーター。新規セッション率で例にした部分で説明すると
100ユーザーがサイト訪問に来た中で20人が新規である場合、リピーターはの80人ということになります。
何度も訪問していると考えると運営サイトへの固定ファンがついているイメージが出来ます。
逆の考え方としてこの場合、「新規セッション率を高める施策が必要なのでは?」ともとらえることができます。
コンテンツ
運営サイト内の各ページ(コンテンツ)になります。アナリティクス左管理メニューのリアルタイム→コンテンツをクリックすると今(リアルタイム)に見られているページを見ることができます。
トラフィック
運営するサイトに訪問者がどこから?どうやってきたか?というイメージでいいと思います。大きく3つに分けることができます。
- 検索トラフィック GoogleやYahoo!などの検索エンジンを使い、検索結果からの訪問。コンテンツを探してきているので閲覧しに来てくれますがコンテンツが違うと思うと直帰してしまいます。
- ノーリファラー お気に入りやブックマークからの直接訪問。メールマガジンなどのURLから訪問しても同じ扱いになる。
- 参照トラフィック 外部のサイト(ブログ・SNS・掲示板)のリンクURLからの訪問者。
コンバージョン率(コンバージョンレート・CVR)
サイトの目標を達成した訪問者数の割合。
任意に設定した目標については色々あります。
例えばネットショップなどの場合は商品購入の最後に表示されるサンキューページに到達したら1コンバージョンになります。
高額商品やサービスの場合は「お問い合わせや・資料請求」になり、ブログなどでは「広告のクリック・メールマガジン登録」などさまざまな設定ができます。
参照元
運営サイトを訪問する前にいたサイト
- Organic 検索エンジン経由 Google/organic や Yohoo/organic と表記される。
- Social フェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディア・SNS経由のアクセス。
- Referral リファラルはDirect・検索エンジン・ソーシャルメディア以外の参照サイト。
- Direct 読んで字のごとく「ダイレクト」です。URLの直接入力やお気に入りやメルマガなどがそれにあたります。
まとめ
私も実際に勉強しながら実践しています。アナリティクスはマイレポートと言って自分で見たい指標をカスタマイズして作れたりするので無料ではかなり高機能だと思います。
指標の見方やマイレポートを作成してアクセス数が増えてきたら、施策などもしていきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。